未来を予測するということ

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BTTF2

--「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2」のワンシーン--

1985年、ビフ・タネンはゴミ箱から拾ったスポーツ年鑑を

タイムトラベルによって1955年の自分に手渡し

スポーツ賭博によって大金持ちになる。

こんな例に出さずとも

「未来の結果が分かる」は

あらゆる人間が憧れる能力の一つだと思う。



ビジネスでも完全に未来の結果が分かっていれば

100勝0敗が可能だ。



この「未来の結果が分かる」は現実的かどうか。



これは、非現実的な前提の上で現実的であり

「未来の結果を決定する全ての情報を把握している」という状態を作り出せれば可能と言えるでしょう。



1着になる馬を確実に当てる方法

例えば、競馬新聞には予想をサポートする様々な情報が載っていますが

1着になる馬を確実に当てるためには情報が全く足りていないため

当たったり外れたりする訳です。
(宝くじは情報が足りないどころか当たるための事前情報が存在しない)



競馬新聞に載っている情報に加え

・全出走馬の生物学的な情報

・全騎手の生物学的な情報

・大気の状況(温度/湿度/気圧/風速/風向等)

・馬場の状態(芝の種類/含水率等)

等々、結果を決定する無数の情報が全て手に入れば確実に1着を当てることができるはず。



が、神でもない限り、細胞レベルの情報などは事前に入手しようがないので

結局、人間は確実に未来を当てることはできていない訳です。



出来るだけ確率を高めた決断+行動

しかし、その対抗策として、神の持つ完全な情報を100とした場合に

自分の持っている情報「0.1」を0.11に、0.12に、と増やしていくことで

その確率を上げることはできるはずです。


自分が未来に対して何らかの決断をする際には

出来るだけ「神の持つ情報量」に近づくことが

正解を引き当てる可能性を高めることにつながる。



自分の属するエリア以外についても

どれだけアンテナ高く情報を収集できるかが次の一手の成否に大きく影響する。

あとは出来るだけ確率を高めた決断を躊躇なく実践できるかどうか。



競馬も馬券を買わなければ何も起こらないし

ビフが(一時的とはいえ)大金持ちになったのは、その類まれな行動力があってこそだ。






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