投稿者: 安藤拓郎 5 年, 4 ヶ月 前
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この度、株式会社TORICOのミッションは
世界に「楽しみ」を増やす
に決定しました。
弊社は今期15年目に突入するのですが
これまで企業理念とかミッションとか
掲げずに来ました。
あった方が良いのかな
くらいの認識はあったのですが、一方で
無くたって何となく伝わるんじゃないか
という思いもあり、今に至ります。
ここにきて
会社のミッション=使命
を策定しようと思ったのは
会社の規模が徐々に大きくなり
提供するサービスが増えていく中で
何のためにこの会社があるのか?
を自分自身思い返したかったし、従業員(社員&アルバイト)にも
何のためにこの会社で働くのか?
の方向性を示したかったというのが理由です。
そして、「ミッションを掲げる」を直近のミッションとして考え始めたのですが
こういった作業は最高に苦手で、ぼんやり考えても全く浮かびません。
で、ミッションを考えるというより
自分が起業時に埋めたタイムカプセルを掘り起こして
中に入ってる殴り書きのメモ帳を解読する作業というイメージで進めました。
この会社はスニーカーを作る会社として立ち上げたので
スニーカーを届けるのは勿論ですが
買ったスニーカーを次の日履けるワクワク感
を届けたいと漠然と考えていました。
詳しく言うと
自分が小学生の頃、急に
アディダスのスニーカーしか履きたくない!(ナイキとアシックスまではOK)
と言い出した時期があって
他社製と比べると高かったのですが、何とか頼み込んで買ってもらい
翌日、学校に履いていく自分を思いながら
家の中でスニーカーを履き、歩き回っていたワクワク感を何故か今だに覚えていて
こういう希望に満ちた幸せな時間を、自分たちが提供できたらって素晴らしいよな
って思っていたのです。
結局、弊社のスニーカー時代にはこの「ワクワク感」は全然届けられなかったけど
今なら出来るんじゃないかと。
未来にワクワクする事=楽しみが自分を待っている状態
を世界中にばらまくイメージ。
それを分かりやすく文字にしたのが
世界に「楽しみ」を増やす
というミッションです。
こだわりとしては
「楽しさ」ではなく「楽しみ」であるというところです。
辞書的な意味としては
・楽しさ=心が明るく満ち足りる様子
・楽しみ=たのしいであろうと心待ちにすること
となっていて
「今楽しい」よりは
「明日が楽しみ」とか「今週末楽しみ」を増やしたいと思っています。
それは
「毎日大変だけど、週末にはあの漫画全巻が俺を待ってるから頑張ろう!」
のような、(大袈裟に言えば)人の人生にポジティブに関われたら最高に素敵だ
という想いを込めています。